ある日僕は三線とギターを眺めながらボーっと考えていました。 三線は弾いている時、頭が空っぽになるくらい自由で、音楽理論なんてどうでもいいやという気にさせてくれます。 しかしそれはあくまで島唄を歌う時の話で、ブルースやロック、ポップスなんかを弾き語ろうとするとどうしてもムリが出て来ます。 じゃあギターはどうかって言うと、弾き語りをするには最適だし、何より、どんなジャンルの音楽にも溶け込むことが出来ます。 しかし、それはあくまで弾けるようになってからの話で、コードを覚えるのに時間もかかるし、そもそも指は5本しかないのに弦が6本ってどういう事? という気になるくらい、世界中でギターを弾こうとして挫折した人は沢山いるのではないかと思いを馳せていました。 あ〜三線の気楽さでギターのように弾き語れる楽器があったら、みんなの暮らしがもっと明るくなるのに、、、。 そう思ったとたん、「そうだ、三線とギターをチャンプルしよう」とひらめたいたのです。 三線に弦を増やすのは無理だから、ギターから弦を減らせばいい。 チューニングはギター式じゃなくて、三線の様にしよう。 じゃあドソド(CGC音)にオクターブ下のソ(G音)を足して高い方から5度、1度、5度、1度と。 さてコードはどうすればと思って弾いてみると、「人さし指1本で弾ける!」そうです、「一五一会」(いちごいちえ)は、世界一簡単な楽器なのです。 人さし指1本でコードが押さえられ、3分から遅くとも30分で「恋しくて」が弾けるようになる。 まさに夢の楽器「一五一会」の誕生秘話です。 1度と5度の音程だけで成り立っているこの楽器が、一期一会の出会いを運んでくれるようにと願いを込め「一五一会」と名付けました。 この楽器を通して、僕達、そしてみんなの近くで生の音楽が溢れ、世界中の家族や友達が唄い踊ることで暮らしが明るくなったら最高だと思っています。